今年度第2回通算2369回例会

2021.07.08

今年度第2回通算2369回例会

会場監督佐藤　良一　会員

開会点鐘　　　引地　辰男　会長　　12時30分

ロータリーソング　我らの生業

【会長挨拶】

板橋　恵一　会長

2021-22第2回例会　板橋会長挨拶

　最近はさまざまな用語や概念が、世間にあふれています。「LGBT」もそのうちの一つです。電通ダイバーシティ・ラボが２０年１２月に実施したインターネット調査（全国20〜59歳の計6万人対象）によりますと、「LGBTQ+層に該当する」と回答した人は8.9％で、前回（１８年調査）と同じであり、約１１人に1人という割合は、日本にいる左利きの人の割合とほぼ同じだそうです。「LGBT」という言葉に対する認知度は80.1％。15年調査では37.6％、18年調査では68.5%と調査ごとに上昇しているそうですが、LGBT以外の性の多様性（Q+）については約８割が「言葉自体も聞いたことがない」と回答し、浸透はまだまだ進んでいないそうです。LGBTQ+のLはレズビアン＝女性が好きな女性。Gはゲイ＝男性が好きな男性。Bはバイセクシャル＝男性・女性の両方を好きになる人、好きになるのに性別を問わない人。Tはトランスジェンダー＝生まれたときに割り当てられた性別と性自認が異なっている人で性自認が男性、女性に二分できないXジェンダーも含むLGBTと、この４つに当てはまらないQはクエスチョニング/クィア＝自分の性のあり方が「わからない」「迷っている」「決めたくない」など。クィアは性的マイノリティを包括する言葉、+（プラス）＝性はとても多様であるため、包括的な意味を持たせるためのものを並べた、性的少数者の一つ。また、SOGIT（ソジ―）とは、SO（セクシャル・オリエンテーション＝性的志向、好きになる性別）GI（ジェンダー・アイデンティティ＝性自認、自分の性別についての認識）、GE(ジェンダー・エクスプレッション＝性表現。服装や髪形、一人称など性別についての表現)という３つの性の要素を表す言葉の頭文字を取り、性の多様性を表す造語です。これから、会長挨拶を行うにあたり、私自身様々な言葉や概念を勉強しながら、皆様と共有していきたいと考えています。今年度のテーマは、「会員同志の絆を深めましょう」です。一年間よろしくお願いいたします。

【　幹事報告】