今年度第15回通算2382回例会

2021.10.28

今年度第15回通算2382回例会

会場監督佐藤　良一　会員

佐藤　良一　会場監督

開会点鐘　　　板橋　惠一　会長　　12時30分

ロータリーソング　我等の生業

【会長挨拶】

板橋　惠一会長

2021-22第15回例会　板橋会長挨拶

こんにちは。本日は前回に引き続き休眠預金の話をしたいと思います。休眠預金法は、休眠預金を活用する3つの大きな目的（基本理念）を明記しています。第１の目的は「国や地方自治体が対応困難な社会の諸課題の解決」です。人口減少、超高齢化、世界の小規模化・単身化、非正規雇用の増加、格差の拡大など、社会経済情勢が急速に変化する中で、地域はこれらを起因とする様々な社会課題に直面しています。「貧困・生活困窮」「不登校・引きこもり」「孤立・孤独」「マイノリティ」「DV(ドメスティックバイオレンス)・虐待」「失業・休廃業・若者の無業」「認知症」「介護難民・介護疲れ・介護離職」「過疎化」「若者の流出・担い手不足」などの諸課題はそれぞれ複雑化・多様化し、さらに複合化・重層化しています。これらの課題には早急な対応が必要ですが、各法令や公的制度のはざまに位置していたり、その対象外だったりします。あるいは前例のない取り組みだったり、行政の執行になじまなかったり、そもそも社会の課題として一般に認知されていなかったりしていて、既存の国・自治体の施策・事業や公的制度では対応が困難となっています。特に地方では従来の地域社会における支え合いの仕組みの弱体化が重なり、対応がますます困難になっています。（つづく）

【　幹事報告】